プレミアムギャッべのこだわり

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品質にこだわり抜いた、
最上級のギャッベ

”プレミアムギャッベ”は1970年代からギャッベに携わるファーハディアン氏が自ら原毛の選定から仕上げまで確認しています。不良品はバザールで処分され、ファーハディアン製品として市場に流通することはありません。
また、ファーハディアンは2社しかない、紡績から仕上げ・管理まで行っている工房で、ギャッベの織工の総人口約20,000人のうち9,000人が所属しています。さらに品質管理者が150人おり、体制も徹底されています。

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ファーハディアン社はドイツでのペルシャ絨毯販売からスタートしました。 ギャッベ本来の魅力を生かしつつ、ペルシャ絨毯販売で培われた徹底的な品質管理、高品質な糸と天然染料、自社工場での丁寧な洗いと仕上げに こだわり、ギャッベの価値を高めてきました。織の技術と文化を継承するために、すぐれた品質にこだわり続ける。それがファーハディアンの精神です。

ファーハディアンの品質へのこだわり

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” 原毛” へのこだわり

ギャッベは経糸もパイル系も全て羊毛(ウール)を使用します。
羊の品種は?いつ刈られたのか? 産地はどこか?‥‥‥羊毛の良し悪しが絨毯の品質を大きく左右します。ファーハディアンプレミアムギャッベの場合、上級クラスでは、絨毯用羊毛としては世界最高品質と言われる” クルドウール”(イラン・クルデスタン州のウール)を使用しています。

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” 染色” へのこだわり

化学染料が発明されてからはその発色の良さと安価さゆえに、元々天然染料で染められていたギャッベに化学染料を使うようになったという歴史があります。化学染料が使われたギャッベは、絵柄が面白いのに、その派手な色ゆえにたじろぐような発色になってしまうものもあります。ファーハディアン・プレミアムギャッベでは、油抜きしない原料を天然色染料で染色しています。染料を大量に用いて、長時間釡の中で煮て、” 自然から取れた色素” をウール糸の奥深くまで浸透させます。手間と時間をかけて染めた糸で織り上げられるからこそ、本物のギャッベ、品質を保持したギャッベをお届けすることができるのです。

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“デザイン” へのこだわり

現在商業流通しているギャッベには絨毯商が描いたデザイン画が存在します。しかし、織り手であるイラン・カシュガイの人たちが大切にするフリーダムな精神、牧歌的な性格は、それに自分流のアレンジを加えデザインの中に組み込み、デザイン画以上のギャッベを織り上げるのです。「織り手の思いのこもった伝統模様」を、進化を続ける現代のギャッベに残し、遊牧民の自由な精神世界に敬意を与えていく。これこそがファーハディアン社の目指す道、こだわりです。

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“洗いと仕上げ”へのこだわり

織り上がったばかりのギャッベは砂と埃にまみれ、普段お客様が目にするギャッベとは程遠い状態です。これを日常生活で快適に感じるように仕上げる手間暇は並大抵ではありません。ファーハディアンは大量の綺麗な水と仕上げ職人の数を確保し、4度の洗いと天日干しを繰り返し、遊び毛と匂いを極力除きます。西欧諸国で「洗いのファーハディアン」として絶大な信用を得ている同社ならではのクオリティです。
さらに、仕上げの際にギャッベのたるみや曲がりを修復する努力が重ねられています。徹底した品質管理のもと、プレミアムギャッベは仕上げています。

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